北欧デザイン展に行ってみて
お久しぶりのブログです。
SNS時代のブログはなんだかこっぱずかしさもあるんですが、
この前まで大阪で行われていた「ていねいに美しく暮らす北欧デザイン展」に行って
つれづれと書き残したくなりました。
窓と光の考え方が私たちとは違い
ぐっとこころをつかまれたので。
北欧ではできるだけ光を感じられるように西向きに窓をとるのが良いそうで、
日本で感じる西日とは違った印象のよう。
窓は光や美しい景色を採り入れるだけではなく
外に対して自分たちの生き方、個性をアピールするものでもあるようで
通りかかる人に手を振ることも少なくないと書かれていました。
外とのつながりとしての窓、そんな風に窓辺を魅力的に演出出来たら素敵だなと。
また太陽の高度が低い北欧ではゆっくりと暗くなるのに応じて、
窓辺や部屋のキャンドルを一つずつ灯す習慣があるそうです。
照明は部屋全体を照らすのではなくひとがとどまる場所を重点に照らし
光の温かみを楽しんでいるのだとか。
すごく便利とか、楽とかじゃなく
なんというか人肌くらいのちょうどいいが美しく、好きだなと改めて感じた展示でした。
5年前のデンマーク旅にて短い夏を全身で楽しんでいたおばさまは
今年も元気に「寒いわ」と海で泳いでいてほしいなと想いを馳せながらこのあたりで。
M.T